詩集を求めて

ひょんなことから、

ギンズバーグ詩集

ギンズバーグ詩集

入手する。探してはいたけれど、あらここで?的な出合い方。
で、他にもいくつか物欲をくすぐるタイトルがあったのだけれど、スルー。


欲しいところでは、

弓と竪琴 (ちくま学芸文庫)

弓と竪琴 (ちくま学芸文庫)

まあ、これはないか。
 
誌的フィールドに関心を抱き始めたのは、なぜだか。
韻文的なコードに支配された作業領域の外側に触手を伸ばしたいのか。
 
でも、ないか。
 
報道は、コードがあって表現の枠が定まる韻文とはちょっと違う。
表現という領域の作為がなし得る自由度が、相当レベルで制度化されている。
 
逆に言えば、個人レベルの揺らぎを抑制することで、事実関係や報道にまつわる諸事情に、平準的な対処が可能となっているということで、そのロジックの上で様々な当事者に、世間との切り結ぶ上でのフォーマットを提供しているということだろう。
 
しなやかさを求めて、かさこそと抗う。
そんなもの、器の外に零れれば簡単だ、ということではある。
 
でも、器の中にいる、ということである。