総書記に米大統領が「ミスター」の敬称、北朝鮮が評価
北朝鮮の外務省報道官は3日、ブッシュ米大統領が5月31日の会見で、金正日総書記に「ミスター」と敬称を付けたことに「留意する」とし、「6か国協議の雰囲気作りに寄与することになるだろう」と述べた。
 報道官はさらに、「米国が核問題の平和的解決を心から願うなら、『圧政の前線基地』発言を撤回する勇断を下して協議再開の最大の障害を取り除くべきだ」と要求した。6か国協議の中断状態を打開するため、5月13日に行われた米朝接触以来、北朝鮮が米国要人の発言に前向きに応じたのは初めて。

面白い。ネゴシエーションとかいう常道を超克する外交の妙。
専制国家ならではのアイデンティティの発露なのだろうか。
まあ理の通用しない国だからこそ、義にこだわるとも取れるが。