食器洗い乾燥機の「誤解」

国民生活センターより


●結果
・念入りに洗うコースの運転1回当たりの平均費用は、手洗いの平均費用よりも高かった
・ 高級漆器は表面が剥がれ、プラスチック製食器は変形することがあった
・ 表示や説明に不備な点があった
・ 手洗いでの使用水量や費用で、メーカー表示値とテストでの実測値とに2倍以上の差が生じた
・ 台所用洗剤や食塩を使用する洗浄は、専用洗剤で洗浄するよりも汚れが落ちにくかった
・ 洗浄性能には、食器や食材の種類によってムラが生じた

手洗いの水量に2倍の開きがある。

念入りに洗うコースというものが他のモードとどれくらい違うのかわからないが、実際こびりつきなど食洗機が苦手とする汚れは少なくない。
ランニングコストがトントンだとすれば、初期コストを考えても使い方によっては経済的に微妙なラインかもしれない。
節水効果でいちおう有効と評価されているのが救いか。