メディア露出と出馬表明のタイミング

参院選告示が一ヶ月を切り、著名人候補が名乗りを上げつつある。

さくらパパは出馬表明に至るまでも「ちゃらんぽらん」だった。各紙の取材に、民主党からの打診や出馬の可能性を否定してきたほか、6月5日のベストファザー賞の授賞式でも、参院選について「でるわけないよ」と完全否定。この日も「やっと決心しまして」と強弁。しかし、6月10日の日本テレビ系の情報番組「バンキシャ!」では5月29日の時点で、民主党の選挙パンフレット案まで出来上がっていた様子が放送されている。つまり、マスコミを「ミスリード」しかねない「大ウソ」までついていたのである。

某局の女性アナウンサーも出馬を表明した後は見える形では基本的に露出していないようだ。


日常的にメディア露出の高い有名人が、どのタイミングで出馬に踏み切るかは、実際のところかなり曖昧だ。
アナウンス効果とかネットでの政治活動とか、入り口の時点で政治的と判断されるケースはシビアなのに比べて、かなり緩いという印象を受ける。